1階の窓は防犯性を重視しましたが、2階の窓は落下防止を重視しました。
落下防止が問題になったのは、母の身長が約140cmと低いため、通常の位置に引き違い窓を取り付けるとクレセントに手が届かず、届く位置まで下げると、今度は子供が落ちそうな高さになってしまったためです。
具体的に意識したのは、「床から窓枠の下までの高さ」と「窓の幅」です。
床から窓枠の下までは最低でも110cmになるようにしました。3階建以上の建物だと110cm以上が義務付けられているらしいので、それを参考にしました。平均的な日本人の重心より高いので落ちにくいそうです。
ただ、110cmにすると、引き違い窓だとクレセントが床から160cm以上の位置に来てしまい、母が年を取ったら開閉できなくなります。
縦滑り出し窓のオペレーターハンドルタイプにすれば、窓の一番下で開閉できるので、120cmくらいまで床下からの距離を取れます。しかし、南側の窓は明かり取りのため大きくしたいので、縦すべり出し窓で大きくすると幅が広くなり、子供が踏み台などに乗った場合に落下する可能性が出てきます。
そこで採用したのだウィンドキャッチ三連窓です。
幅30cm程度の縦滑り出し窓二つの中央に大きなFIX窓があり、明かり取りとしては十分です。床下からの高さは
120cmにしてもオペレーターハンドルが120cmの少し上に来るので背が低い人でも開閉はできます。
縦すべり出し窓部分は幅が狭い上に固定網戸なので子供は落下しにくいです。絶対落下しないわけではないですが、ベランダの手すりが床から110cmなので、ベランダより安全になりました。
なんとか決まってよかったですが、風通しがいいらしいので、今から楽しみにしています^^
『2階のベランダがないところをウィンドキャッチ3連窓にしました』

『関連記事:窓の防犯について検討したこと』
http://kigyo-obenkyo.seesaa.net/article/427679357.html
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