読むと暗い気分になりますが、世界的な金融危機と景気後退で、何が起こっているのか、これから何が起こり得るのか、どう対応すべきなのかを知ることができます。
こういう本が出回る時点で、『大底は近い』という見方もありますが、『最悪を知り備える』ことも大事なのかなと思います。

書名 :大恐慌入門
著者 :朝倉慶
出版社 :徳間書店
読む目的:今何が起こっているのか、これから何が起こり得るのかを知る
ページ数:262
所要期間:1日
『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・バブルは、そのスケールが大きければ大きいほど、後遺症も深くなります。
・73年間にわたって上がってきて、2006年に天井を打ったこのバブルの崩壊は、まだ序章段階にしかすぎません。今後数十年にわたって下がり続けるのは必至なのです。
・プログラムは機能せず、ロボットは次から次へと損失を重ねたのです。
・この体験は、金融や相場の世界では、いかに過信が危険であるか、また金融工学がいかに完璧ではないか、そして度を越したレバレッジや、巨大すぎるポジションはいかに危険であるか、そしてそのようなものが、実態経済を破壊する力を持っているということを、まざまざと見せてくれたのです。
・ロボットトレーディングの天敵はプログラムの前提にない投資環境の激変。
・いまはまだ株価が下がっただけにすぎません。これから来るのが本当に恐ろしい恐慌なのです。歴史をみれば明らかなように、必ず、その欲求不満は外に向けられていくのです。
・政府は空売り規制をしていますが、先物には規制しようがなく、何の意味もなしません。
・世界的なレバレッジ投資の巻き戻しは、まだしばらく続くものと思われます。そしてそれが終了したとき、ドル需要は急速にしぼみ、FRBの資産劣化と相まって、いよいよ本当に恐ろしい、ドルの暴落が始まるというわけです。
・すべては必然的に起こっているものと考えましょう。来るべき試練はあなたを成長させるためのものです。混乱はあなたにチャンスを与えてくれたのです。何でも試してみたらいいのです。
・必要なのは志です。「私」や「我」が先に出ては大成できません。「公」が大事です。自分を捨てて、公に尽くす。次の新しい素晴らしい世の中を作ろうとする「有意の人」がいま求められているのです。 ・この本で筆者が一貫して協調していることは、今回の変動は簡単に収まるどころか拡大し、ひいてはシステムの崩壊までいってしまうという冷静な分析です。
・自分は自分を頼ってきた人を助けられるのか?
・まず事実をしっかりと認識しておくこと、そしてその結果起きてくる状況を見据えて、いち早く「有意の人」に転換することが必要です。
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